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 「母がパッチワーク、(いや、その当時は“つぎはぎ”と言っていたと思います)をやっていて、客布団を作っていました。」幼い頃から母親のパッチワークをながめ、いつしか自分でもやるようになっていた福田譲さん。本格的に「パッチワーク」を始めたのは、平成4年ぐらいからで、現在、公民館と自宅で20名ほどの生徒さんとともに、季節にちなんだ作品作りをやっている。
 ちょうど今、来年3月の「おひな祭り」に出展する“伝承小物”作りの最中で、生き物・野菜などが布で作られていた。いままで数々の作品を生み出した福田さんだが、材料の布を買うことはなく、すべて古着やハギレを使っている。歴史を刻んだ布の味わいを生かして作品に息が吹き込まれる。
「使い捨ての時代だけど、大切にしたいと思う気持ちで作っています。若い人たちに伝えていくのも私達の役目だと思います。」
 物を大切にする気持ちから生まれるパッチワークの芸術品。だから何ともいえない暖かい作品が生まれるのだろう。



プロフィール

     福田 譲
   (ふくだ ゆずり)
  ゆずり葉工房 代表
【パッチワーク】
さまざまな布の小片をはぎ合わせて一枚の布とする手芸。小片の色や形の組み合わせで模様を作る。(大辞林より)もともと英国から開拓民によってアメリカに伝えられた。当時、布は大変貴重なもので、古着や端布を継ぎ合わせて一枚の布を作っていた。また、布を強化するためにも使われた手法。


【体験・習いたい】
ゆずり葉工房 パッチワーク教室
月曜:公民館
水曜:自宅(夜)
料金:1,200円〜(お手持ちの材料(布)を準備してください。)
お問い合わせ
「ゆずり葉工房 福田 譲」
熊本県球磨郡湯前町2103
電話0966-43-4148

パッチワーク作品展より

「伝承小物」。小動物・野菜をモチーフにした作品。おひな祭りに向け製作中。

「布絵」ごぼう

「布絵」大根。

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